カテゴリー:「田のしごと」のアーカイブ
稲の育苗スタート
稲の苗芽だし。
ハウスを密閉して、太陽シートで温度と光を抑制しながら、ゆっくり発芽してきました。
プールに水を溜めて、育苗管理開始。
新設(主な材料中古部品だけど)ハウスは、犬の散歩道。
昨年までは、軽トラで5分以上かかる田んぼの大きなトンネルで管理してました。
念願のハウスで育苗です。トンネルの開け閉めから解放です。
あとは、水の中で、稲が育ってくれます。
ハウスの日中、高温にしないように、じっくり育てます。
田植えは6月に入る前後。目いっぱい遅らせます。
田んぼの有機物の分解のピークをやり過ごし、活着をスムーズにするためです。
農夫よ、プールを水平なハウスにつくれ
もはや、記事をため込みすぎて、解説書ききれません。
また、風が吹き荒れています。明日は寒冷前線が通過するようです。
このハウスの妻、そんな風にもへっちゃらのはず。
一番下の大きな板チョコみたいなのは、発芽中の稲の苗。
太陽シートという、破れやすい資材ですが、高温を抑制して
微妙に光を通す優れもの。一度使うとやめられません。
いずれにせよ、「ください」欄掲載からここまで長い道のりでした。
ハウス久しぶりにつくって、いろいろ知ったこともありました。
しばらく、ハウスばかり建てていたい気持ちです。
稲の種もみを起こす
田んぼの準備はもうはじめていますが、
稲そのものの栽培の仕事としては、はじめにあたります。
昨年の自分の田んぼで採れた籾を種籾にしています。
まずは、ノギ取り。種まきの支障になるもみの「ノギ」」を専用の機械でとります。
今年は暖かい日に、この水仕事をやりたいとおもっていました。
塩水の比重を利用して、強い選別にかけます。
その間、次の工程につかう大量のお湯を、息子くんに
沸かしてもらって、助かりました。
火の番しながら、梅の剪定をやってます。
自分たちが学校でもらってきた苗木ですね。
(写真)
何をやるにも、すぐとっちらかります。しかも、年一回の仕事が多い。
肝心の作業は、一瞬です。ほぼ段取りと片付け。
種籾が並んで沈んでいます。
「いのちの始まり」とかの感慨は正直ありません。
淡々とした気持ちです。失敗しないように。
肝心なところは、稲にお任せ。人は段取りと片付け。
なんとなく、思っているところです。
田んぼモーニング0329その1
先日、朝の6:15から集合して、田んぼ周辺の散策を楽しみました。
「田んぼモーニングウオーク(仮称)」
この四賀の里は、「何にもないとこ。」なんて、謙遜気味に語られてしまう場面も多いのですが、そんなことはありません。
逆に「いいところですね。」と、訪れた人に何気なく言われます。
そんな、いいところ、ささやかな宝探しゲームです。
梅が咲いたばかりの里山は、春の芽吹きがそこかしこに見られますが、
にぎやかになる一歩手前。そのひっそり感が、またすがすがしい朝でした。
この日は、3名の男の子兄弟も含む、8名で。
いい時間が過ごせました。ご近所さんで、小一時間の小旅行。
つづく。